最近何故か奇怪が自分の中で盛り上がっています。
でも・・・不穏な感じになりそうなのであまり続きはなあ・・
ちょっと自粛したい今日この頃。
ピアノなんてもっての他、キーボードすら痛いんですけどね、書かずにはおれないというか。
なんだろう、何か創っていないと気がおかしくなってしまいそうな。
全く私という人間は・・・
なんでしょうか、本業がスランプのせいなのか。
転職したばかりというストレスか、同僚と気が合わないせいか、
元彼と別れ話が拗れているせいか(ケっ)ピアノが弾けないせいなのか、病気が治らないせいなのか、理不尽さに腹立たしく思っているせいなのか(これはちょっとだけ解消できたかも)、夏で食欲落ちてて時折思い出したかのように嘔吐するせいなのか、レッスンがないせいなのか。
小説をメッタメッタに貶されたせいなのか。
どれもかもしれない。
因果ですよね・・はあ。相変わらず色々グルグルです。
しかし・・・原稿を持って、帰るみちすがら泣いたのは初めてですよ。
昔はなあ・・レッスンの帰り道に泣いた事なんてしょっちゅうでしたけど。
楽譜いれ持ったまんま何度電車に飛び込もうと思ったか。
小説を書いていてそんな気持ちになるだなんて考えもしませんでした。
もういやだ、なんで。って。
こんな大人になってまで何も泣くこたないだろう、とどこかで冷静な私が言うのですが、・・・まあ、ボロクソな泣き顔で電車に乗る事はしませんでした。大人の矜持。
でも、雨の中傘もささずに濡れて帰って、びしょぬれのまんまピアノの前で膝を抱えてました・・・ならば。
見事に次の日発熱(もう阿呆としか言いようが・・)
ここ数日の事を思い返しても、私・・・幾つよ?って思う。
本当に大人?これでも自立した大人のつもりなんだけどーーーー!!!
一回吐露するともう駄目ですね、枕抱えてぬいぐるみを羽交い絞めして痛いの何でよ痛いの!もう嫌!ほおっておいてよー!わああああ
て。まあ、一人でやるだけいいかなとか思わなくもないけど。
人に八つ当たりしないだけでも大人かなあ。(低い基準)
批評は・・・キツイですよね。
折角この間風香嬢のなぐさめていただいたのに懲りずに批評受けてショック受けてんだからもう救いようもない。
私の作風って・・・まあ一般的じゃないんですよね。
うんわかってる。(風香嬢に誉めて戴いて小指の甘皮程自信UPvイヒヒv)
シュールなのやダダが大好きなんですが、別にソレにしようとか思わないんですよね。
読んでいる人に風景が伝わればいいって思ってるだけ。
色とか温度とか、まざまざと。
単語が多すぎるのもわかってやってるんですよーちゃんと。
どんな表現が相応しいかはまだ模索中ですけれど。
例えば。
Aが桶にはった水に手をいれる。
これだけで済む文面だけれども、それじゃあAがどんな気持ちで水に触れたのかどういう状況なのか、そうしてそれをどう思ったのかがわからない。
だから
「Aは暑い日ざしに目を細めて目の下を少し窪ませる。
からからに渇いた唇を一舐めし、目の前の桶に汲まれている水にそっと手をさしいれた。
そうするとえもいえぬ清涼感が指先から体中を駆け巡り、Aの心をも満たす。遠くで蝉の鳴く声がしており、暑い日差しは変わらぬままだったが、Aの世界は先刻と少し違う温度を持って変わりつつあった。」
うーん、上手く書けませんが、こんな感じも書けますよね。
「頬に殴りつける程強い速度で当る雪を避ける事無くAは進む。
さく、さく、と踏み締める音は既に風の音に消されてAの耳にすら届かない。前も後も変わらぬ光景で、ただ、凶暴な程の銀色が支配する世界の只中、Aはふと足を止めた。
それは雪に埋もれかけた小さな小屋。
Aはその小屋へ無表情のまま近付き、雪に埋もれる小屋の扉を渾身の力をもってして開く。
扉はほんの僅か開き、その間から身体を滑りこませるようにしてAは素早く中にはいると、背後ではドンという音をたてて扉が閉まった。
Aは安堵の息をはきながら、閉じた扉に背を預けてズルズルと顔を手で覆いながら座り込む。
ヒュウ、という風の音に手をゆっくりとのけて薄暗い室内を見渡すと、部屋の中央に丸い桶が一つ。
Aは立ち上がり、桶へと近付くとそこには水がはっていおり、のぞきこむとAの顔が映る。
はは、とAの乾いた笑い声が漏れ、Aは桶の前で力を失ったかのように座りこんだ。
ひゅう、と外の風の音がする。
鏡面のような水に映ったAの顔には苦々しい色が滲み、Aは悲鳴を上げながら、その鏡面を乱した。」
という事もアリかなあ。あ、Aって誰というツッコミ禁止な方向で。
何をいいたいかと申しますと、表現って色々ですよねーって事。
まだまだ勉強不足ですけれどねー。
もっと表現豊かに文章を書けるといいのに。語彙が貧困だからですねー。
日々勉強!ガンバ!自分。
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