流石に人前で耳を塞いでしゃがみこむのはなくなりました。
でもね・・大人になってもしたい時があるのですよ。
大人は皆強いって思うんだろうけど、そんなに強くないよ。
誤魔化すのが上手になっただけだよ。
バイトで知り合った子がコッチ系で、漫画家を志している目線の真っ直ぐな子です。
そんな子から見たら私は人生の挫折者らしい。
若い勢いって凄いな、と若年寄系の私は思う。
プロになるかならないか。
それで食べて行けないなら生きていけない。
そんな時期が私にもありました。若かったな・・・
でもどっちかにしなきゃっていう選択を迫る必要はないと思うの。
自分の作品を人に読んでもらいたいってゆーのは製作者であれば当然の話です。
でも、それでお金をもらって生計を立てるのは第一目的じゃないって人もいるのですよ。わかってとは言わないけど。
それでお金を貰うようになるってのは一つの目安かな、私にとってはね。
お金を貰うっていう誇りもある。
たとえ100円でもお金を貰う以上、その行為に見合ったものを提供しなければというのがでますし。
だから、それを真っ直ぐ見る子にとっては、お金が問題じゃなく、自分の作品を満足いくように時間をかけて仕上げられればいいってゆーのはまあ「逃げの一手」なのかもしれないし、またそれが現実。
お金をもらえればいいのかな、そうやって身を立てなければ真剣にやってることにはならないのかな?
風香嬢が、「トールキンは一生かけても完成できなかったんだから、一生かけちゃえば」と言ってくれた言葉が嬉しかった。
自分の思い描いた世界を誰にも何も言われない中で好きなように仕上げて、そうやって生きていちゃいけないのかな。
書くのが好きなら今の状態は中途半端です、逃げてますって言う真っ直ぐな瞳が痛かった。
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