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プロフィール
HN:
昂真秀
性別:
女性
職業:
見習トゥルバトール
趣味:
妄想
自己紹介:
昔は錬金術師を志していたが、現在は吟遊詩人を夢見ている。
最近は『思考するハムスター』『黒髪ロングの狸』等々好き勝手に呼ばれております。
Blong Pet
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いっそ坊主にしてやろうか・・・(過去にバッサリの時ありましたしね)
あやつが触ったと思うと腹立たしい、切り捨ててやりたい。
それはまあ、サラッサラの艶髪に憧れてはいますが、今の状況では無理ですしね、親にも切れ言われてますからねえ。
病気的に切った方がいいのも分かるのだけれど。でも切りたくなくて、自分的に妥協できるぎりぎりの短さを保ってきたんですが、それはもう、今は自棄のように切りたい。
色々考えて、考えすぎて、それが私の悪い癖とは知っていますがそれでもやはり腹立たしくどうしようもない気持ちでばっさり切ってしまいたくなります。切った方が手入れ大変なんですけれどね。
ぎゃーな感じです。
今を生きるしかないんだから同情するんだったら他所に行ってくださいまし、醜くても泥を啜っていても私は今の私でしかありえぬのですからね!
とまあこんな感じで苛々しております。
あー・・・・・めんどうになってきましたよ。溜息。

さて、逆風謝々。
愚痴タイム終了で御座います。
今は竜田姫の菊王丸の最後のシーンをちょこちょこ書いておりましてどうしてもどっちの描写がいいのかが決まらず唸っております。


その1

教経はまて、と渇いた喉で潮風に鬢の解れ毛を揺られるがまま目を見開く。
ざ、と馬脚を攫う波の音が過去の遺物のような管弦の宴を思い起こすは一瞬。艶かしい白い細首が舞うように仰け反り、惟盛が舞う袖の錦の紅が如く色が散りやがてそれは波間に滲んだ。
あたかも唐紅に、と言えるような目にも鮮やかな様相は思わず教経の目を奪い手にした弦がひとりでにびいん、と鳴る。

「教経様・・・」

ゆうらりと舞人は此方を向き、紅の唇を歪めると目を細め桜貝のような爪先を戸惑わせふる、と身体を揺らせばころりと落ちる真珠の雫。
笏拍子が強く、強く鳴る。

「通盛が家臣菊王丸覚悟!」

おお、と鳴る。
腕がしなやかでいて強い腕が弦を引き弓をあて、強く、強く。
おお、おお、と耳鳴りの眩暈に奥歯を噛み締め教経は鵺のように鳴いた。


「王城一が弓取り平氏が一門能登守が弓受けてみよ!その菊王丸に触れる者、この能登守の弓を喰らう事になるぞ!退け、退けい!鬼が道を空けよ!」



てな感じになるか。(なんだかノリが悪い)
はたまた

その2

忠信の白刃が菊王丸の萌黄縅の腹巻の隙間を縫って通り、波飛沫と共に引き抜かれるとあたかも紅牡丹が散るが如くあたり一面にその花は飛んだ。
仰け反り白い喉を晒したまま黒髪が風に煽られ水面に叩き付けられると忠信が留めを刺そうと菊王丸に腕を伸ばした瞬間、羽中節を鳴らし鋭い矢が通る。
海面に落ちた鏃は柳葉であったが、うつぼより二本目矢を取り出すと、再度柳葉を持ち矢筈に弦を鋭く刷り上げるようにかけた。そうしてもう一本の矢は殺気に満ちた教経の心境のまま腸抉の鏃が光る。
「退け!そこな菊王丸は我が者!この能登守がもの!指1本触れる事まかりならぬ!退かぬなればこの王城一の弓取りの名通りの腕をその身を持って覚えてゆくがいい!」


てな感じか。
いずれにせよなんだか納得いかないリズム感に自分ガッカリしつつもどんなどっちの視点で行くかを熟考中です。
さて、如何なものか。
花が散るように菊王丸は倒れる、という展開に持っていきたいんですがねえ。実践的ならばその2。情景というか、音楽や舞をいれるならばその一。その一は催馬楽のイメージなんですが(笏拍子が最初に鳴る感じで)・・・うーん上手くいかないですね。どちらがいいものやら。

話は飛びますがどぱーって血が出る光景でイメージする話がもう一つ。
細川忠興が玉子をじいっと見て、俺はいつかこいつを殺すのだろう、と昼下がりの午後ぼんやり考えながら、玉子の血が吹き出る光景を想像してゾクゾクしてるような真性な変態っぷりが想像できるのは私だけでしょうかねえ。
(だって太閤が美人って聞けば大名の女房に手を出していて、そうされない為にも忠興ってば屋敷に火薬仕込んでたって話じゃあないですか。更に玉子の部屋に生首を投げ込んだり、玉子を見たというだけで庭師を玉子の目の前で殺したり・・・たり・・・想像を越える変態ですね、素敵)
それか。関ヶ原も遠い隠居老人になった忠興は玉子の事を思い出して、嗚呼何故俺は俺の手で玉子を殺せなんだか、その瞬間は酷く美しいだろうにとか溜息をつきつつちまちまちまちま息子に説教手紙を書いてるとか(うわあ!めっちゃ嫌だわあ)
いえ、忠興の扱い悪いですが私忠興決して嫌いじゃありませんよ、父は高雅な文化人。息子はぶっとんだ宇宙人ってなだけだと。 (これでも誉めてるつもり)

でも玉子の父明智光秀謀反の後玉子は母方の実家に帰りますよね(因みに娘も実家に帰った時にここに暫く居たそうですね)
絶対付け届けや贈り物をこっそりしたと思うんです。考えると2424しちゃいますな。ウフフ

一先ず今回はこれにて。
もし菊王丸最後のシーンにてご意見ある場合はお待ちしておりますのでよろしくお願い致します  かしこっ



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