島原半島旅行二日目。1
初日は爆睡と飲んだくれた為(二人で一本あけちゃったv)私はともかく椿ちゃんの愛くるしい顔を寝不足にしてなるものか、と睡眠。
早朝、朝食前に温泉に入り地獄めぐりをする予定。朝食は七時の予定だ。
因みに飲んでいて気が付いたら二時だったという orz
どこまでも時間配分を考えない管理人である。椿ちゃんが可哀相である、反省するのである・・・
早朝、温泉は朝の五時半から入れるので五時十分にタイマーセット。
管理人、見事起きました!椿ちゃんも起きました!
目を覚ますためにテレビをつける。
これがまずかった、まずかったのだよ・・・
その日はおりしも
なでしこジャパン決勝 USA VS 日本
ええ、ご想像どおり。
見ちゃいました、見ちゃいましたよPK戦い盛り上がりましたv
もうね、いやもう、これはしょうがない。見ちゃう。
私も椿ちゃんも元々チェックはしてたしね!!!
予定ずれたけど後悔はない!
お風呂に入りそのまま朝食へ。
そして時間はずれたけど地獄めぐりへ!!!
おお絶景かな絶景かなvv
雲仙地獄についてはウィキ先生の方が詳しいから気になる人は聞いたら良いと思うよ!
(丸 投 げ ぇ・・・)
雲仙では目的が一つ御座いまして。
右の画像の奥に十字架が見えます。その十字架が左の画像の十字架になります。
まあ勿論ウィキ先生の方が詳しいのですが、ここには
【沸々とたぎり 轟々と沸騰する 硫黄地獄 一六二七年から五年間 ここで行われた ゛雲仙地獄の殉教″
は早くから海外にまで知られて人々の胸をゆすぶった 或は硫黄沸き立つ湯壷に投ぜられ
または全身に熱湯を注がれながら屈せず 信仰に殉じたもの数十名
゛身体を殺して霊魂を害し得ないものを恐れるな″ との聖訓を奉し神への忠誠と霊魂の尊厳とを重んじて
拷問と死とに打ち克った聖なる殉教者たちの誉れは 永くここに留まる
一九六一年一一月五日
カトリック長崎大司教区 】
と十字架の隣にある石碑に刻まれています。
この下の空白には少々残酷描写を含みますので気になる方は反転して読んで見てください。
知らなくても良い話ではあります。
十字架の下には殉教者の名前があり、実はここに来るのは・・・五度目になります。(幼少期を合わせれば恐らく十度程・・・)
そのうち二度ここへ手を合わせた事がありまして、今回もここで手を合わせるべく雲仙に立ち寄った次第であります。
皆さんも講義で習った事があるであろう、長崎の殉教の話です。
小学校の頃から怯えるほど沢山の話を聞いてきました、恐らく担任教諭が熱心だったのであろう、
事項です。それは詳細に、残酷に、鮮烈に胸に耳に脳裏に焼きつき離れず時として悪夢という形で苛む事がありました。
キリスト教徒弾圧の事、南京大虐殺の事、パールハーバーの事。
この事を小学校の教諭から特別講義で手作りのプリントとプロジェクターを使い話されたものです。
今思うと教諭の話はやや思想的に偏ったものであり、全てに賛同はできませんが、
幼い頃に植え付けられたものは永く残るものです。
キリスト教徒弾圧の事は拷問の方法からその拷問により人間がどのような状態になるのか、人を吊るし続けるとどのようになるのか、
人が人を裏切るにはどうやったのか、キリスト教徒を炙り出す檀家制度は今でも残っているのはおかしいだとか、
いかに日本人は残酷であるのか、人間に熱湯をかけると白くなり豚のしゃぶしゃぶみたいに・・・等々。
それが長崎で行われたのだと、聞き怯えたものです。
その話に夜な夜な出る恐ろしい想像と指し示された講義の資料と話から夢に出るヒトであった者達に怯え、
本当にそうだったのか、これは日本人が一方的に悪いのか、怖い、と自分で資料を読み漁ったものです。
今では一方的に日本人が悪いとは思いません、パードレ達は元々あった仏教を根底から否定したのは間違いが無いようです。
大友宗麟の妻をイザベルと仇名を付けたりとか。(正室は神道の家の出でキリスト教嫌いであった為)
それは反発もしますし、人狩もしていましたし、他のパードレ達が他国で成していた事を思えば、
警戒するのは当然ともいえます。
その方法が正しかったとは言えませんが・・・ですが時の権力者もキリスト教の名の元に日の本を略奪されるわけにはいかなかったのだと、
そういう見方もあります。
ただ、そういう政治的見方を置いておけば、ただ神に殉じた姿は心打つものがあります。
させられたのか、そうなったのか、感じるのは人それぞれですが、
拷問にも権力にも屈せずただ己が信じるものに殉じる姿は・・・胸を打ちます。
死ねば神が救ってくれるから?だからどのような恐ろしいものにも耐えることができる?
美しさと共に宗教の恐ろしさを感じさせるこの碑に手を合わせたかったのです。
さて、再度温泉玉子を食べて・・・
とととととwwwwww甘味所が開いているではないかああああああvvvvvv手前はわたくしの ランタアイス(じゃがいものアイス)奥は椿ちゃんの島原名物 かんざらし
もうかんざらしは冷たくて美味しいですよねvvvただ椿ちゃん曰く
「白玉がもう少し大きかったらいいのに・・・」と可愛く呟いておりましたv
この大きさがかんざらしなのだよv
ランタアイスは前回来たときにみつけまして。
ジャガイモのアイスだって、絶対不味いよねvと寄食を好む私がチャレンジ。
あ、意外と美味しかった・・・残念、といった代物です。
懐かしかったので注文してみました。
このアイス、不味いと思って食べると美味しいが、美味しいものと思って食べるといまいちなお味。
話のネタに如何です?
因みにお値段
ランタアイス 600円
かんざらし 400円
で御座います。
さあて、甘いものも食べたし雲仙から島原でバスで移動で御座いますv(この時点で朝の十時です)
島原半島旅行 二日目 2 に続く。
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