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プロフィール
HN:
昂真秀
性別:
女性
職業:
見習トゥルバトール
趣味:
妄想
自己紹介:
昔は錬金術師を志していたが、現在は吟遊詩人を夢見ている。
最近は『思考するハムスター』『黒髪ロングの狸』等々好き勝手に呼ばれております。
Blong Pet
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全部が全部ってわけじゃないデスヨ?
でもそうだな、と漠然的に思ってたりする。
イッコでも上の人にタメ語なんて無理な人ですので。私

小心者とも言いますがね。

今日、この日で別れる隣の部署の方よりの忠告

「貴方は自分の限界を知っておいた方がいい、無理出来ない位置をちゃんと自覚なさい。」

息子さんが精神病院に入院しているのだそうな。

「親と話し合っちゃだめ。結局感情論で、最初に話すのが親だと壊れてしまう。」

「無理をしているでしょう、いつも。親はね、そうなってから気付いて後悔するの。貴方ならまだ間に合うから、ちゃんと自分をコントロールなさい。聞きたくない事は聞かなくてもいい、やりたくない事はやらなくていい。
大事よ?話し合いが出来なくなるまでわからないものだから、親なんて。」


切なくなった。
親なんて
って。多分息子さんと私を重ね合わせてるんだと思うの。
私は大丈夫ですよぉって言うんだけど、頭を撫でて「いい子ね、笑いたい時にだけ笑えばいいのに」て。
優しい大人ですね、って言ったら
昔は違ったけどねって。
切ないな、こんなの。

「言葉を交わして話し合えるって幸せよ」

実感のこもった言葉が寂しくてあったかい。
優しい大人が沢山います、この世の中。
涙が出るほど暖かい。
来月は先生の一周忌があります。
まだ信じらんないなぁ。
ヤバ、泣けてきた。


うち、りんくふりーなんですが、バナーを作ってません。
まあ、めんどくさいとか、作り方わかんない、とかこれってなんなの!?
とか、どうやればいいのおおおおお、とか様々な理由で作ってないんですが。
基本的にバナー貼る方いらっしゃらないでしょーとかたかをくくってた所あったりして。
どおしよおおおお!ブクマつけてて大好きなサイト様でウチのリンクつけてあたあああ、どうしようっバナーなくってごめんなさいいい
軽くパニック。
嬉しい恥かしい様々な感情が入り混じってパソ前で大変なポージングをしましたとさっ(え・・・それだけ!?)


先日元同居人に幻水Ⅴを貸しまして、「やりましたか?」というメールをしたならば「今してる」のメール。
この方、メールの後はいつも電話してくれるんですけどね。
それから音沙汰無し。
あー・・・・はまってくれたみたいですvニヤリ
因みに私は彼女から遥か借りてますけどねvイヒヒv
さて通常通り彼女とメールできるようになるまで一ヶ月かかるとみてるんですけど、どうなんでしょうねぇ。

拍手

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夢小説の感想が多いので夢小説を怒涛の勢いで更新してます。
いや、普通自分の好きな奴更新しない?とか聞かれますが、
全部好きなのでどれ更新したって関係ないですし。
書きはじめた時点でおおまかなストーリーは全て決まってるので、
今更・・・まあ、内容は増えたり減ったり。
最初に考えてたのとはちょい違う事もちょくちょくですが、
メインストーリーは変わりません。
とゆー事で。
最近拍手メッセ下さる方v
多分文体が同じなので同じ方なような気がするんですが!
えーメッセが素敵だったんで将臣の活躍増やしちゃいますv
将臣嫌いなの?とか言われたんですが・・
いや、好きなんですってば。
見ている方向も竜田姫と結局のところ同じですし。
ただ、彼は少し鈍チンな所あるかなーとか思ったりして。
てか気付いた時の混乱を書きたいともいいます。


竜田姫はお気に召さない方も多い話でしょう。
史実よりなくせに結構いじってるので、どっちやねんって感じで。
以仁王の乱はこんな感じだったらしいですよ。
お前ら曲芸師かあ!とつっこむような戦い方は全部作者の虚実。
起つのが早すぎたらしいんです、徳子も高倉天皇を結構好きだったらしいですしね。首がなく、遺体が本物だったかわからないのもまた史実。
後々後白河上皇の相手を徳子がしろと清盛に言われて、高倉天皇への貞操を言い拒絶したらしいですし。
徳子好きだな・・・九郎との噂もありますが・・これいれようかな、どうしようかな・・・
私の中で九郎は激情家のいい子ちゃんなんで、あんまりー色事はー
相当女好きだったらしいですけどね。
弁慶も海尊も結局の所史実の人物ではなかったのではないかと言われてます。

いじりまくりじゃーん。
つまりは遥かの弁慶はアリって事ですねvウフフv
しっかし、まあ・・・倶利伽羅峠も虚実、一の谷も虚実かもしんないとなるとどう書くか。
少なくともからくりはもうすぐなんで、あったま痛い。
ま、手はうってありますよ。ニヤリv
という事で、時間もお金もかかる(書籍代)竜田姫!
次回を乞うご期待!
次は古代末期の城郭についてしっかりと書きますからねぇー


幻水。
えと・・・明るいかと思えばやっぱり私が書く話。
悲惨な展開がやってきたね。てか竜田姫と展開同じでつまんないよとか

言われました!(号泣)
スイマセン、マジスイマセン・・・
いや主人公の親仕事で忙しいんっすよ。
可愛がられてはいたんだけど寂しいな、的な。
姫と違うもんーーーーー
・・・まあ、言われてみればワンパターン。
これから頑張って変えていきます。
とらえようによっちゃ幻水主人公の方が悲惨な展開じゃないっすか?
うん・・・あんまりいじめないようにします。


シルマリル
風香嬢のネタに頼りきりな私はネタ待ちとか。
深いんで色々なサイト巡りながらフムフム言ってると
どれが本当かわからなくなりました(駄目な人)
あと私が好きな人々、もといエルフ達はマイナーらしいですよ!ゲフっ
マイナーでもいい、強く生きているのだから。
マイグリンはマイナーですかぁっ
アムアム双子にきゅんってきちゃ駄目ですかあああ
うわああああんんん

いやモチ、マエ兄さん大好きですがね!(前提)
ただ、ただ!
ゴンドリンラアアアアアヴヴヴヴヴ
なわけでして。
ただいま必死で情報検索中。
全ての決め手は風香嬢なんです、わたしの頭の中。
・・・・よろしくお願いします(土下座)

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なんて言ってみるが。

挑戦してみた結果無理です。
実はエルフの侍女っぽいのになってゴンドリン創設から陥落まで味わってみよう夢小説で!みたいなの頑張ってみようと調べ始めれば調べ始めるほどに

脱力感を味わうのはなんでだろう、ねえ?風香嬢!
まず城の見取り図も地図もないんだから!
こんなんでよく書こうと思えるよね、私。
どんだけ阿呆なんだって話だ。

なので、・・・いやなのでという話はおかしいか。
まあ、なんちゅーか。

幻水夢作りました。しかも三話を一夜で書くという無謀行為。
アハハ徹夜だ徹夜!
自分の就職危うい時に(七月からなら正社員の可能性大、だがそれまでなあ・・・)なんてことしてるんだろう私は、。
今朝の6:40です。
ええ!朝から仕事ですよ!アハハー馬鹿じゃない?私。
眠いよ、今日は確実に船こぐ自信があるよ(頑張っておきますが、社会人のメンツにかけて)

いや、シルマリルの図面ーとか考えてたら目の前に幻想水滸伝公式ガイドブック完全版あってさー
ウン、別にね、幻水は姉様もまだ読まなくていいっていってたから書かないようにしようかーとか思ってたんですが・・・
現在竜田姫はとある資料待ちなんで、ちょっと2,3日手持ちが・・ね?
といいつつ自分で自分の首締める。

いや、てか。
今月レッスンないんでちょっと軽く鬱っつーか。課題はあるのに。
追い込みたいってゆーか何か考えてないと怖いので。
ザクザク色んな話を書いてます。
ええ!風香嬢のお陰でサルガントがピーでマイグリンにピーしてそんでピーがレロレロしちゃってみたいな話とか。
うん・・・真面目にシルマリル読んでた筈が思考ずれてきたぞ

すわっマズイ!方向修正せねば!
私はノーマルー私はノーマル(ブツブツ)


えとー・・・如何でしょう幻水ドリーム

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という心境。
落ち着きなさいって。
いっそ歌以外で喋らなくなればいいと思う自分。
伝える言葉を選ばなくて沈黙に耐え切れず話す自分が嫌い。
過大評価されるのは怖いんです。
ああもう、むやみやたらに口がうまいと言われる自分が嫌。
接客業、営業長いせいか、人当たり良すぎるのも嫌かも。
元は暗くてヒッキーなんですが、まあ社会人なんで。

洞窟に篭りたいです・・飛行石を探して歩きたい。
ドワーフ志望。

マゾですか?マゾデス。


ああ、でも幸せイッコ、ニコ。
姉様が竜田姫大好きだって!
シルマリル好きになってから文章上手になったねって言われてハピハピしてマスv
伝えたい事が二割ぐらい伝わればいい。
それによって、誰かが幸せになったり何か考えてくれたならいい。
あとメッセで九弁すきってv
嬉しいv姉様以外に初めて言われましたv
本当、史実とぐっちゃになった無茶苦茶な話ですが、そういっていただけると嬉しくって、布団の中からエヘヘとか言いそうですv

よおっし!城郭書くぞぉー
古代の城郭、意外と凄いんです。

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誰かの為に何かをしたい。

自分の為だけじゃ、息が圧迫されて苦しくなるのです。

誰かが喜んでくれるから歌って、誰かが読んでくれるから書く。

書く、のはこれで現段階では正解なんですが、歌はちょっと違う。
誰かを想って歌います。

楽しむだけじゃなくって、冷静な自分がいて、結構というかかなり真剣で時々鬱。
昔は姉様に喜んでもらえればと思ってやってた感のある音楽ですが、今はちょっと変わってきたかも。
勿論、創作するにあたって好きという感情が土台にあるのですが。
それは当然の如く。
ご飯より好きですよv

でも、なんか、こう。
誰かが喜ぶから歌う、のとは違う。
なんだろう?

でも、書くのは誰かの為かも。
自分がコレを書きたいと思うのよりも誰かが読みたいのを優先させます。
そして読みたいと言われるのが原動力です。
無論、書きたいから書いてるし好きだから書いてるんですが。

ただ、この文体が読みやすいだろうな、とか考えてる。

最近先輩にソレを指摘されるようになって、思案してますが。
曰く、媚てるそうな。
別にいいんじゃないかな?
だって読んで欲しくて書いてるわけだし。
基本的に特定の誰かに向けて書いてます。
その次は読者様の意見。

だから、作品によって別人みたいだって言われるのもわかるし。
だって同じようには書いてないんですもの。
今そんな風に言われても無理だし。
読んでもらえるから書くじゃ駄目なのかな?

文学は真剣に好きですが、今は自分の為に自分の好きなようにして、自分に厳しくして書ける程
余裕は無いんです。
誰かの力を借りて私は物語(版権を含めて)書けるのです。
それって悪い事かな?


正直、音楽より文学が向いてるって言われるの今でもキツイ。
いや、褒められるとほにゃーと嬉しくなるんですが。
うん、めっちゃ嬉しい!
どっちがとかじゃなく、やりたい事を今は全部やればいいんじゃない?
って言ってくれた友人のことばでふわっと楽になってます。

なんか、こう中途半端だな、私。
どっちかやめろと言われたら書くのをやめるしかないのだけれど、今書くのをやめたらきっと上手に呼吸できなくなるから。

どうすればいいんだろう。

大人になっても迷ってます。

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大きな事が揺らがない限り、別に約束とか破られても平気な方です。
でも自分の生活に支障が出るような、そんなのは困ったり。
お気楽に見えて色々ありますね。

まあ端的に申しあげますと。

引きこもりたいです。
社会ってなんだ!?
病院も会社も嫌いです。

今現在状況としては、全く人に会いたくないというか。
食事も別にいいです、ピアノと楽譜と歌える体力とモノが書ければいいんです、私。
希望的状況を申しあげますと、薄暗い所がいいんですが・・・

それが出来たらどんなにか幸せでしょう。

考えても無駄な事ばかり考えるの大好きですvウフフ

勿論キツイ状況下にあるのが自分だけなんてそんな事は考えてません、むしろ楽な位置にいると思うのですが、生来のナマケモノ癖がひょっこり顔を出し始めているようですな。
マズイマズイ、方向修正しなければなりますまい。

こんな時、風呂に水をはってブクブク息の限界までつかっとくと気分転換にいいんですが、水道代上がるだけだし我慢しましょう。

とりあえず、情緒不安定を直さなければね。
世界不思議発見でなんで泣き続けたのかもわかんないし。
いや、あれはいい番組です。
大好きなんですが、最初から最後まで泣き続けるのはちょっとどうかと思うのですよ。
このまんまじゃ、目が腫れるし。
こんな風に凹んだ時はとことん凹むか姉様に話すかしか方法が思いつかない。


とりあえず、頑張りますv


パフューム見に行きたいな・・・・
なんか、こう。
精神的におかしい感じの殺人をテーマにした作品を見たいんです。
ドンパチじゃなく、精神的にイってるやつ。
リングをレンタルビデオで借りて見たけど怖くて怖くて怖くてストレス発散するどころじゃなかった・・・おばか。

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別に身体の事をいっているわけではありません、ただ人間これにかかるとそうそう治らないのです。

傲慢。という病。

自信があるのと傲慢は違います。
回りが見えなくなる恐ろしい病です、私は恐らくそれを永久に恐れる。


最近はちょっと回りがゴタゴタしていて、落ち着けませんでしたが何が私にとって大事なのかを考え直させられる貴重な体験でした。
私にとって仕事は手段。
それを忘れてただの獣のように理不尽さや悔しさに噛み付いていたのだからそれはお笑い草です。
こんな事に体力能力を使うために私は生かされているのではないのだと、こんな事すら忘れているだなんて、自分の短慮と低能さに吐き気すらもようします。



夢小説部屋を開設したのですが、どうやらうまく繋がってくれなくって今リンク切ってます。
ああ・・・頑張ったのに。
姉様が竜田姫を気に入ってくれているので最近は毎日更新という暴挙にでてましたが、そろそろおちつこうかと思いつつも姉様に続きーと言われれば書くであろう自分は既に手のつけられない暴走列車と同じですね、アハハ

シルマリルは気に入った話が中々書けません。
いや結構書いてるのですが、雰囲気が出せず四苦八苦。
姉様曰く、シルマリルが一番クオリティ高いと褒めて下さったので、張り切ってますv
これからも頑張りますので、数少ない閲覧者の皆様。
どうかお見捨てなきようお願い申しあげます

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「今月でこの課はなくなります。」


マジで?
てかいつまで出勤していいものやら、三日後までしか先が見えません。
コンチキショウ!大手なのに!
受け入れ先はあるらしいが・・・それに全員は入れるかどうかは明白

無理だろ、そこ今人員削減中じゃん。

突然振ってわいた未来にお先真っ暗です。アハハどうするよー
今日は3/13日ですよ?
いきなり過ぎない?
いや予感がなかったとは言わないが、突然すぎる。
そして明日からここ営業なのに何の仕事すればいいの?
したって無駄になる仕事なんざしたかないわっ

絶対退職金ふんだくってやる!
てかもうこの会社いやです、見切りつけました。
別の所行こうとした矢先にお誘いが。

・・・・・どうやら真っ暗ではないらしい。
人脈って素晴らしいv


気分は最悪なので、本日書く文章は血みどろだろうと思いつつ、明日に行く映画に思いをはせる。

はあ・・・来月からプーの予定です。
でも自立してるんでちゃっちゃと仕事みつけてしっかり働かなければ飢えてしまいますの。
フン!落ち込んでなんていられないやい!


と・・・言いたい所だけれど・・・・

先日加呼吸でぶっ倒れた事もあり・・・

スイマセン数日落ち込みます。

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やっちまったい!

とうとうJRRT部屋開設です。
きっと誰も気付かず朽ちて行くのでしょうけれど。
日記に乗っけたりするのもそろそろめんどいし。
いや・・・ちまちま風香嬢に送りつけるのもそろそろ申し訳なくなってきましたし。
何よりもいっぱい書いたらHOME情報いっぱいくれるかなvという下心ついてたりついてなかったり、それがメインで作ったり。
アハハハハハハー
風香嬢が見やすくなればいいなv的な部屋です。
暇だったら見てたもれv

というか、原作付き漫画の話をしていたのですが私の先輩、通称藤壺様に言わせると
「アンタの書くのは漫画にしにくい。」

「そうですかー。じゃあ何個か書いて、描きやすいの書いてvていう方がいいですよね。もしも・・・もしもですよ?先輩に私が竜田姫の漫画を・・とか言ったらどうします?」

「もしも?・・・・死ねって言う。」


「ああ、わかりました。もんの凄い書きにくいんですね。わかりました。マジすみませんでした。(土下座)」

「ついでに言わせるならアンタの専門は古代史じゃなかったっけ?英国ファンタジーに手を出す能力あんのかい!?なんでもかんでも手を出すその癖やめなっ!オリジは現代だし、白村江を書くんじゃなかったの!?大海人皇子にキュンじゃなかったんかい!?教経と菊王丸好きなんじゃなかったんかい!?」



延々ファミレスで説教2時間。
サラダとコーヒーで粘った粘った。怖かった怖かった。
久々に会った藤壺様は大層お美しく大層恐ろしかったです。
九州へお帰りなさいませv
菊王丸の墓画像有り難う御座いましたv
彼女の迫力は流石です。
これで明石ちゃんと私、六条と藤壺様と揃いました、メンバーとしては後二人足りないのですが、ここ最近ずーっと明石ちゃんと二人しか集まらなかったので何だか嬉しくってv
手厳しい方々なので手は抜けません!
私だってサボってたわけじゃありませんので、古代の要塞や戦法についてがっつい語り合いたいですv
でも・・・・最近脳内シルマリルなのでやっぱしがっつり怒られましたv
アハハー

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マエズロスとフィンゴンです。

吹き荒ぶ黒い砂嵐に赤い髪が舞い上がる。
視界が己の髪色に染まったのか、それとも己の吹出した血なのかもはや薄ぼんやりとした視界で判別がつかない。
ヒュウと鳴る風が不気味な小さな悲鳴のようで、…いやこれが悲鳴なのか風なのかわからぬし、それが悲鳴だからといって何が出来るわけでもないのだ。
最早瞼を上げる事すら苦痛な己には何の力もない。
風に乗って遠くから聞こえる歌声はマンドスの館への誘いか。
砂の混じった風が頬を叩く。
重い瞼をゆっくりと瞬いても、歌は聞こえる。
夢うつつの耳鳴りではなく、この歌は現実のものだ…意識を集中させて耳を澄ます。
聞こえて来る音を丁寧に一音一音拾って大事に胸にしまいこむ。
溢れ出す涙は止どまる事知らず、喉の奥に詰まった声を渾身の力で外へと向けて放った。

聞こえるぞフィンゴン、フィンゴンお前の声に私は答えよう。


音を立て鳴る鎖などものともせず、マエズロスの心は軽かった。
これが夢でもかまわない、何に憚る事なくこの声に今答えよう。
死ぬ前の夢はなんと甘美なのだ、マエズロスは答えながらもこれで最後に見る顔がフィンゴンならばそれはこのうえなく幸福に包まれて旅立てるとすら思った。
フィンゴンの声はだんだんと近くなり、やがて途切れる。
妙な昂揚感を押さえきれず、動かした手からじゃらりと鎖が鳴るのを聞いて、囚われの身の上だったのだと思い出した。

分不相応の夢をみたのだろう。
数々の大罪を犯して今自分が助け出されるなどと、そんなどうしようもなく妄想じみた夢。

自嘲の息が漏れる。
その息をつくことすら肺に響いて妙な音を立てる喉の音。

もう長くは持たないだろう憶測ではない事実に笑いがこみ上げてくるのを堪えられない。

その時だ、


「マエズロス」

黒の髪が翻る。漆黒の髪が僅かばかりの光を集めて、夜闇の中光輝く星のようにきらめいた。


「返事をしてくれマエズロス、君の声を聞く事を至上の喜びとする者に君の声を。」

その声はあたかも闇のこの国に、シルマリルの光が放たれたようだ。


「フィンゴン、勇敢なるフィンゴン。これは夢か?」

「夢のような現実だ。君が囚われたと聞き、私の心は闇の奥深くへ沈んでいたがいまようやくその苦しみから放たれた、私の夢のような現実。」

伸ばされた手はあの風光明媚な光の中で触れた時と同じ、暖かい楽園の中で感じた確かなフィンゴンのもの。

「助けに来た、君と再び共に有る為に。」

抱き締められた強い感触に鎖が鳴る。

「私は共には行けない。なぜならこの鎖ともう一つの鎖が私を戒めて、捕らえているから。君を私の運命に迎え入れる事は出来ないのだ。」

誓言は鎖だ。
フェアノールの苛烈な瞳に心を焼かれて共に来たのだ。
そしてそれは我が身とその周りに居る者への邪悪な炎となって、非情な不運を招くだろう。

弱々しく首を振るマエズロスの意思を尊重せず、フィンゴンは戒めの鎖を解き始める。

「誓言の鎖を解く事は出来ないけれど、少なくとも今この君に相応しくない鎖を解く事はできる。そしてこの先に待つものが何であろうとも私は君と共に有る事を諦める事はできない。」

「フィンゴン、よしてくれ。我らがした事を知っているだろう。」

聞くにも恐ろしい荒野を越えて、ここへ来たのならばその怒りと悲しみを身に宿さない筈はない。
船を焼いた我らを、私を。
許しはしないだろう。


「それでも君に勝る思いではなかっただけの話だ。」

鎖を乱暴に鳴らして、右手以外の拘束が全て外れた。

そして、どんな力を加えようとも右手を拘束したままの鎖はビクともしない、フィンゴンを嘆きと怒りを込めて城壁を強く殴った。


「何故外れない!?」

「モルゴスの意思が働いている、フィンゴン最後に君に会えたのは僥倖だ。これで何も悔いはない。私を殺してくれ。」

「君の願いならばどんな事でも叶えたいと今でも願っている、それでもその願いだけは聞き入れない!」

「お願いだ、私を哀れと思うならば、今でも私に思いを寄せてくれるのならばここで君の手で私を殺して欲しい。」

「それは私に死を命じるのと同じ事だマエズロス!君でさえも君を貶めて、そんな言葉を言わせる事を憎んでしまう!」

「何が最良か、もうわかっているだろう?父上も、もういらっしゃらない。これから先我ら兄弟は君の不運への拍車をかけるだろう。君の為でもあるし、私の為でもある。お願いだ、フィンゴン。」

マエズロスの左手がフィンゴンの頬に触れる。
その痩せてしまった手に唇を這わせてきつく息を吸った。

何の反論もしないフィンゴンに覚悟を決めたのだとマエズロスは解釈して、柔らかく微笑む。

「フィンゴン、最後のキスをしよう。マンドスの館で待っている。」

いまだかつて無いほどの、獣のような勢いでフィンゴンはマエズロスの唇を奪う。
砂の混じった風が頬に当たるのを感じながら、ここはマエズロスに相応しくない、とモルゴスへの憎しみと決意を固めた。

剣を強く握り締めて掲げたフィンゴンに穏やかに目を閉じたマエズロスを見下ろして、胃の焼けるような言葉を吐き出す。

「怨んでもかまわない、だが私は絶えられないのだ!」

剣が付き立てられたのは胸の上ではなく、右の手首。

体力が尽きかけていたマエズロスの唇から微かな悲鳴のような鋭い息が漏れるのを感じながら、その身体をフィンゴンはきつく抱き締めた。

「許して欲しい、これは私の我儘だから。」

睦事のような囁きが耳元で吐息と共に入ってくるのを最後にマエズロスは意識を遠くへ飛ばし、その正体の無い身体をフィンゴンは更に強く抱き締めて涙を流す。

城壁の鎖に残されたマエズロスの右手に唇をつけて、名残惜しそうにその場を風のように素早く去っていった。


上記文章は風香嬢に捧げておりますv





弁慶さんの例のシーン


願え、祈れ、地に平伏せ



絶望はそこに横たわっている


どうしようもない程の無力感にうちひしがれて、弁慶は膝をついた。


「化け物…」

過ぎた力は脅威でしかない。
結界はとうに破れ去り、命綱だった守りの勾玉にヒビが入る。


「弁慶!」

湛快の血の滲むような叫び声が切り裂く竜巻の外から聞こえる。


命を捨てて立ち向かい滅する事の出来る相手ならばそれもしよう。
だが、この清盛相手では


「無駄死にする気かぁっ」

湛快のダミ声に朦朧とする意識の中、口角を上げて反論する。

「馬鹿ですね………そんな気はありませんよ、ただ逃げられないだけです。」


正面をきつく睨めばそこには…幼い清盛が爛々と禍々しい光をたたえた瞳で弁慶を見下ろしている。


「さて、どうしましょうか。」

砕けそうな勾玉をきつく握り締め弁慶はゆっくりと立ち上がった。

「弁慶、この愚か者が」

幼い声でもやはり口調は生前の清盛と同じで、存在は大きい。


「貴様程の頭があればこれがいかに馬鹿げた事かわかっておろう!」

鋭い叱責と共に飛んできたかまいたちを受けて弁慶の頬から生暖かい血潮が吹き出す。

深く裂かれた臓器から溢れ出る血が止まらない。

生き延びる事ができるのか、出来ないのか。
判断をつけるのは易くはない傷だ。

それでも自然と浮かび上がった笑みは胃の腑を焼いてこみ上げる怒り。


「ええ。よくわかっています。貴方を生かす事の恐ろしさを!」




とまあこんな感じで。

今日は風香嬢らと民族衣装展にいきましたv
アフリカではモロッコ。
アラビア半島
インド
中国
の民族衣装に強く心惹かれて、こう、なにやら面白いアイディアが湧き出て止まりません!
凄い楽しかったですよーVv

拍手

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